ハバロフスクの市内を散策の時に
一夜明け、朝食後、雪がわずかに舞うような寒さのソ連二日め。
ハバロフスクの町を歩いてみた。
静かな佇まい。頑固そうなおばあちゃん。
フムフムと歩いていたら、向こうから3・4人の若い男が現れた。
どう見ても柄の悪そうな”愚連隊”と言う感じの奴等だ。
明らかに警戒するハヤサカ氏。身構える我々。
「チンチン・カムカム」なんのこっちゃ!!
オオリャの解釈ではchainge.chainge.come.comeということらしい。
どういうことなのかと話を聞いてみると、近くにある外貨ショップである「ベリョースカ」に行ってフィリップモリスとかマルボロとかの海外たばこを買ってきてくれと。それと彼らが持ってるキャビアの瓶詰めを交換してくれということらしい。
なんか怪しげな話だし、チェンジ自体もやってはいけないことなのだが…。止めようとするオーリャとヤマチャノフスキー。一歩引いて関わりがないようなふりをするハヤサカ氏。
ハタボノフは悪いことでだまされてるような気がしたが、「面白そうだから、まいっか。」とその話に乗ったのであった。
交換したキャビアの瓶詰めはひとつ。煙草ワンカートンとの値段の差はどうなのかわからないし、キャビアの瓶詰めがちゃんと食べれるものなのか、あるいは賞味期限がどうなのかは全然わからない。ちょっとしたスリルと冒険をしたような気になった。
結局そのキャビアの瓶詰めは後日、食べるのも恐いので、川に捨てたのでした。
あ〜もったいない、もったいない ^_^
トラックバック
トラックバックURL:
http://www.a-wires.com/mt/mt-tb.cgi/167